音楽教室
リトミックってなあに？
みんなで楽しくリトミック！
リトミックは、スイスの音楽教育家・作曲家のエミール・ジャック・ダルクローズ（1865～1950）によって考え出された音楽を手段とする総合的な人間教育です。
これがリトミックです。
音楽を通じて体を動かしたり、自由に表現することで、音感や表現力の他、音楽以外の活動でも欠かせない集中力、社会性などを自然に身につけるトレーニングです。
人間が人間らしく生きるために必要な、自己表現できる力を引き出すリトミックは、感覚的成長が最も著しい幼児期にこそ、必要です。
「歌うこと」の大切さ
子ども達がリズムを表現するとき、からだ全体、頭のテッペンから足の先まで全てが頭脳です。見るもの、触れるもの、考えている事をからだ全体を使って表現します。
美しい花を見て「きれいだねー、いい香りだねー」という感覚は最初からそなわっている訳ではなく、母親が表現する姿を見て真似て実体験しているうちに本当に美しいと思うようになるのです。
こうして幼児は言葉をひとつずつ自分のものにしていきます。
文字を読むということは、少なくともその物やその意味、その現象が読む人の心に浮かばなければ本当に読めたことにはならないでしょう。
・話せるようになる → 読めるようになる → 書けるようになる
・音楽においては、「話す」＝「歌う」 「文字」＝「楽譜」
・音楽においては、「話す」＝「歌う」 「文字」＝「楽譜」
まずは歌うことからはじまります。
最初の音楽教師、それはお母さん
乳児から幼児のころ、何よりお母さんの手が、お母さんの声が、幼児の体に響きながらの「お母さんの歌」が一番です。0～3歳くらいの間の音楽に満ちた環境が、音楽能力の基礎をつくります。子守歌からはじまって童謡、テレビのコマーシャルソングやテーマソング・・・
歌うことは私たちの心、感情をあらわす大きな力となり、その力によって子ども達は「心の音楽」の第一歩を踏み出すことができるでしょう。
リトミック教室は1週間に1度、45分のグループレッスンでしか子ども達と接する事ができません。
この短い時間を有意義にするために 先生 ー 親 ー 子ども の音楽を囲みながらの関係をつくっていけるならば、子どもの将来にとっても大きな財産となるでしょう。
親子で楽しいリトミック
子ども達はお母さん（保護者）に温かい目で見守られていることで、とても心が安定します。心が安定している時には、インスピレーションや想像力が湧き出てきます。そして子ども達が学んでいる時に、大人が一緒に学ぶ姿を見せましょう。（子ども自身が）学ぶ事の楽しさや面白さに触れ、そして「学ぶ方法」を学んでいきます。
親は子どもの鏡とも言われています。
最近では、EQ（心の知能指数）を伸ばす子育ても注目されています。
さあ、リトミックで自分らしく豊かに生きる力を育みましょう
